はとごや

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【74点】眠れぬ羊と孤独な狼 レビュー・感想

レビュー

総合得点 74/100点

シナリオ 8 ★★★★★★★★☆☆
キャラ萌え・エロ 6 ★★★★★★☆☆☆☆
グラフィック 8 ★★★★★★★★☆☆
音楽、ボイス 7 ★★★★★★★☆☆☆
システム 8 ★★★★★★★★☆☆

 

感想(ネタバレあり)

はじめに

グロ描写が多いのでそういう話題も出ます。ご注意。

シナリオ

ハードな裏社会もの。殺し屋の男が、殺人鬼の少女と出会って、戦ったりセックスしながら事件に巻き込まれていく話。シナリオ描写がうまいのだろう、ぐいぐい引き込まれて、クリックする手が止まらなかった。

プレイ時間は6時間半強(ボイス飛ばし気味)。フルプライスのゲームにしては短い方だと思う。最終ルートが駆け足気味なのだけれど、それ以外は描写が濃厚なのもあって短さはあまり感じなかった。

ストーリーは全部で3ルートあるけれど、ヒロインごとの分岐ではない。美玲(JK)、紗雪(刑事) とも一応主人公とのセックス描写はあるけれど、最終的にくっつくのはあざみとだけ。というか主人公はインポ気味で、あざみ以外と積極的にセックスしようとしない。女嫌いだし。

キャラ萌え・エロ・グロ

メインヒロインのあざみを可愛いと思えるかどうか。このゲームで萌えを感じられるかどうかは、そこにかかっていると思う。

 私は彼女のことを、そこまで好きにはなれなかったかなあ。というか、どうして彼女が主人公を好きになったのか、その理由付けで「ハァ~?????」となって、その後10ヶ月くらいプレイを放置してしまったのだ。

エッチシーンは全部で29枠あるんだけど、そのうち、あざみと主人公の和姦が一番多くて12枠くらい。その他は凌辱が多い。凌辱も、ちょっと嫌がってる女の子を無理矢理どころではなく、女の子を無理矢理犯したがそれでも心は折れなかったので殴り殺すというプレイとか。中でも一番キッツいグロ描写(四肢切断ショー)は耐えられなくてスキップしてしまった。CGはグロ緩和できても文章描写は緩和されないから仕方ない。

グラフィック・演出

原画・のりざね氏の描く女の子は、目元がクリッとしててリスみたいで可愛い。特に美玲みたいな清楚系美少女がかなり上手いと思う。そして、キービジュアルの主人公がイケメン過ぎる。三十路のオッサンやぞ!

演出面はちょっと弱いかな。絵で見せるというよりは、小説を読みながら場面を想像する方に近い。せっかくゲームなんだから、もっとビジュアルでみせてほしかった。

 

ボイス

男率たっけえ! 男キャラのHシーンのみボイスオフ機能つけてくれてありがとう!(今回は使わなかったけれど、あると安心できる)

システム

コンフィグは項目が多く便利。

ただ、私の環境だと場面転換ごとに15秒程度動作が止まってしまった。みんなそうなのか、環境依存なのかはわからない。
(2019/11/28追記:おそらくSurfaceの外付けSDカードにインストールしていたことが原因。似たような事象がキラ☆キラで発生したのだが本体SSDへのインストールで解消されたためこのように推測)

総括

大人向けのハードで重厚な物語を読みたい場合にオススメ。

注意点は、グロ耐性ないときついので、苦手な人は必ずグロ描写緩和ONにしてプレイすること。グロ緩和しても、それでもきっつい描写があるので、本当に苦手な人は回避してね。

公式サイト

clockup.net

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