【76点】殺し屋とストロベリー レビュー・感想
レビュー
総合得点 76/100点
シナリオ | 7 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
キャラ萌え | 8 | ★★★★★★★★☆☆ |
グラフィック、演出 | 7 | ★★★★★★★★☆☆ |
音楽、ボイス | 8 | ★★★★★★★★☆☆ |
システム | 7 | ★★★★★★★☆☆☆ |
感想(ネタバレあり)
主人公について
公式サイトにあるとおり、主人公の名前は「イチゴ」で固定。
名前変換強硬派の私としてどうだったかっていうと、主人公は偽名を名乗るって流れなので全然問題なかった。
主人公が主張しすぎず、無感情すぎず、けれどまったく感情がないわけでもなく、主張すべき所では主張する。
私には憑依しやすい主人公だった。圧倒的感謝。
シナリオ
プロローグ以降個別ルートなわけだけど、各ルートの流れはだいたい同じ。
いわゆる金太郎飴シナリオというやつ。
全体的に「詳細はご想像にお任せします」な所が多いな……と。
あとほのぼの:殺伐は8:2くらいなので、あまり殺し屋的殺伐シナリオを期待してはいけない。
キャラ萌え
キャラの掘り下げが浅いというか、ほとんどのキャラについて、過去が語られないのでフワッとしている感がある。
けれど私は、ツキミをすごく好きになれた。
ツキミの「私はあなたに好意を持ち始めています」的なセリフ大好き。
あと、ネタバレが過ぎるので伏せるけれど、ツキミの告白の台詞がめっちゃ好き。
ありがとうございます!ありがとうございます!
ツキミルートでは(というか、だいたいのルートでは)主人公がまず告白じみたことを言っちゃうんだけれど、そこが「よく言った!」と思うし、それに照れる攻略対象というのがいいね……!
あと、ツキミも主人公も、お互い直球で、お互いどこか壊れているところがよいなと思った。壊れた人が、壊れたままで誰かを必要とする、そういった話だった。好き。
総括
基本ほのぼの、たまに殺伐。主人公なりきり派に優しい乙女ゲーム。
シナリオはちょっと物足りないけれど、気になるキャラがいるならプレイしてよいと思います。
公式サイト
「殺し屋とストロベリー」PlayStation®Vita専用 裏社会×恋愛ADVゲーム -殺スト-